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今回は
「日本語教育能力検定試験を独学で受験するか検討している人」
向けの記事です
- 日本語教育能力検定試験を受けるけど、独学でも大丈夫?
- おすすめのテキストは?
- 独学で合格するにはどうすればいい?
こういった疑問に答えます。
1. 日本語教育能力検定試験は独学で大丈夫です
2. 日本語教育能力検定試験の対策で実際に使用したテキスト
3. 日本語教育能力検定試験を独学で合格する方法は?
実際に日本語教育能力検定試験に合格して、日本語教師になった重橋です。
日本語学校で約2年教員として勤めた後、2024年4月からフリーの日本語教師として活動しています。
日本語教師の国家資格も創設され、ますます日本語教師への注目度は高まっている中、
日本語教育に関する唯一の資格だった日本語教育能力検定試験の受験を検討している人も多いのでは、
と思い記事にしました。
合格率30%前後
独学での合格は難しそうに感じるかもしれませんが、
試験自体は「日本語教育をする上での最低限の知識、技能を持っているか」を問うシンプルなものです。
自身の経験をもとに、独学で日本語教育能力検定試験に合格する方法を解説していきます。
日本語教育能力検定試験は独学で大丈夫
「日本語教育能力検定試験」では、まさに 知識=自分で勉強できる範囲 が問われます。
出題パターンは決まっているので、学校の試験と同じでテキスト+練習問題、過去問題で真面目に対策をしておけば十分合格可能です。
日本語教育を実践的に学べる学校やスクールに通いながら、
自分で検定試験の勉強も進めて土台の知識をつけておくのが一番いいと思います。
因みに、日本語教育能力検定試験は、以下のように試験が3つに分かれて実施されます。
試験Ⅰ | 基礎知識 | 選択問題 |
試験Ⅱ | 聴解試験 | 選択問題 |
試験Ⅲ | 長文問題+記述 | 選択問題+記述 |
※詳細については、アルクさんの公式サイトで詳しく解説されていますので、ぜひご覧ください。
https://shop.alc.co.jp/blogs/nihongo-journal/20200816-kentei-senryaku
日本語教育能力検定試験の対策で実際に使用したテキスト
ヒューマンアカデミー 日本語教育教科書 日本語教育能力検定試験 完全攻略ガイド
購入理由は…
- 一冊で試験内容を網羅できるから
- 章ごとに確認問題がついていたから。
試験に出題される最低限の知識を抑えるためのテキストが欲しかったので、
1冊にまとめてあるこちらを選びました。
すぐに「手ごたえ」を欲しがるゲーム脳なので、章ごとに確認問題があるのも助かりました。
使い方は…
- テキストとして読み進めながらノートにまとめる
- 章のまとめの確認問題を解く
- 一通り読み終わったら、確認問題だけを抜粋して、間違いがなくなるまで繰り返し解く
- 試験当日、試験会場に1のノートを持参して復習!
備考…
全体的に、ざっくりとした内容だったと思います。もし、言語学、発音などに初めて触れるという方や、個別に苦手分野が分かっている方は、こちらにプラスして、分野ごとに深堀しているアルクの本をあわせて読むと、理解しやすいと思います。
新合格水準日本語教育能力検定試験問題集
購入理由は…
- 知識を定着させる練習問題(ドリル)が欲しかったから
使い方は…
- テキストの確認問題と同様、間違いがなくなるまで繰り返し解きました
ただ、こちらは出版が2015年で、それ以降の改版は発売されていないようです…。アルクさんの問題集があるので、今はアルクさんの問題集の方がいいかもしれません。
アルクさんの問題集
日本語教育能力検定試験 試験問題(過去問)
購入理由は…
- 出題形式に慣れるため
使い方は…
- 試験直前に一度やったくらいです
日本語教育能力検定試験を独学で合格する方法は?
どんな資格試験、テスト勉強でも同じかもしれませんが、
最低限の知識の詰め込みと、内容理解、訓練に尽きます。
近道は、やっぱりありません。
自分の場合は、
- テキストで全体をさらって
- ドリル(練習問題)で定着と練習
- 過去問で試験の出題形式に慣れる
という流れで、4ヵ月程の学習期間で合格しました。
当時は学生だったので、夏休みなど、まとまった学習時間がとれたのも大きいと思います。
社会人の方であれば、平日30分、休日2-3時間コツコツ続けて5-6か月でしょうか。
いずれにせよ、「理解→練習→苦手があれば集中して訓練」
大変ですが、地道な積み重ねが一番の近道です。
一緒に頑張りましょう!